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赤毛のアン 〜毎日読むアン〜
事の起こりは、 馬鹿な中年同士の不倫だった。
二人は事の重大さに気付き、一旦はそれぞれの家庭に戻ったものの、
やがて女は別居の末、離婚した。
そして一年あまりが過ぎた頃、男は夫婦不和のため家を出た。
しばらくして、男も離婚。 二人は再会して、一緒に暮らすようになった。
私と "赤毛のアン太郎" のロマンスを、マリラ流に "ありのままに" 見ると
こうなる。
裁判所の冒頭陳述みたいに、味も素っ気もない…。
「事実じゃないかね。」
まぁ… そう、違ってはないけど… 何かが欠けている気がする。
事実を並べれば事柄の全体像は浮かび上がるが、ありのままの人の姿は
見えてこない。
"赤毛のアン太郎" は、朝起きられない。 昼も夜も寝たら最後、起きられない。
つまり、決めた時間に起きられないし、 たとえ起こしても、めったなことでは
目が覚めない。 それが事実である。
朝一人で起きられないのは、基本的生活習慣ができてないって?
遅刻しないのは社会人としての基本。
世間はこの事実をそう "判断" し、一笑に付すだろう。
しかし彼は、やはりそのために遅刻ばかりするので、 真剣に悩んでいた。
火災報知機並みの目覚まし時計を鳴らしても駄目。
体内時計の修正計画も効果なし。
枕の種類から食生活に至るまで、考えられることはやってはみたけど、
さっぱり起きられない。
小学校の遠足の日ですら目が覚めないと聞いて、私はコレだと思った。
「あなたは、もともと起きられないんだから、それでいいじゃないの。」
この言葉に救われたと、彼は今でもよく口にする。
たまに起きられると、 "時の運" だと言う。
私も、 "それくらいの事で一喜一憂していたらアン太郎の女は務まらん" と
言い返している。
そんなアン太郎は起きるだんになると、寝ている間にばらばらになった体を
もと通り組み立てるかのように、ぱきぱき音をさせて苦しげに身を捩じらせ、
まるで産まれたての子鹿のように、 おぼつかない足取りで立ち上がる。
「ほっほぉ〜 すごいなぁ…」 ええもん見せてもろうたわ。
私もさすがに腹立つことはあるけど、 常識を超えて起きないんだから、
アン太郎は。
それにしても 「もともと起きられない」 とは、我ながらよく言ったものだと
感心する。
私にとって "ありのまま" とは、 "無理に変えられない事" を意味しているのかも
しれない。
私がじたばたしたってしょうがない、 と思ってしまうのだ。
子鹿の "生命の神秘" に毎日立ち会えるとは、なんと幸せなことか。
信じられないなら、いっぺんウチへ来てみ。
幸せそうなので、羨ましくなると思うけど。
大体、アン太郎が朝起きるかどうかで、 私の幸、不幸が決定的に左右される
わけでもないし。
物事を "ありのままに" 見る方法とは、なんだろうか。
"赤毛のアン" を読み進んできた私たちなら、もう既に知っているはずだ。
この物語の中では、 マリラやマシュー、アヴォンリーの村人、 そして
プリンスエドワード島の自然に到るまで、 すべてアンの目を通して見た、
"ありのまま" が描かれている。
アンの想像力は並外れているので、自分には無理だと思ってしまいがちだが、
つまりは、自分の目で見て "いい" と感じる、 それだけの事なのだ。
アンを取り巻く人々はそれぞれが個性を発揮しているが、
アンはそれを否定もせず判断もせず、勿論めげることもなく、
"どう感じたか" を語っているだけなのだ。
それで充分面白い。 人並みはずれた想像力はなくてもいいのだ。
やっかみや偏見に囚われていようと、惚れた弱みで盲目になっていようと
いいではないか。
それらもひっくるめて、 私は確かに、この世界を "ありのまま" に見ている。
アン・シャーリーは、自分の見た世界を言葉に変え、 時には瞳の輝きで
私たちに伝える。
そして私も、 この世界を私の目で見つめている。
うまく言葉にできないけど、 "いい" と感じた事を "ありのままに" 伝えたいと
夢みている。
No.70 『第29章 "ありのままに"』
事の起こりは、 馬鹿な中年同士の不倫だった。
二人は事の重大さに気付き、一旦はそれぞれの家庭に戻ったものの、
やがて女は別居の末、離婚した。
そして一年あまりが過ぎた頃、男は夫婦不和のため家を出た。
しばらくして、男も離婚。 二人は再会して、一緒に暮らすようになった。
私と "赤毛のアン太郎" のロマンスを、マリラ流に "ありのままに" 見ると
こうなる。
裁判所の冒頭陳述みたいに、味も素っ気もない…。
「事実じゃないかね。」
まぁ… そう、違ってはないけど… 何かが欠けている気がする。
事実を並べれば事柄の全体像は浮かび上がるが、ありのままの人の姿は
見えてこない。
"赤毛のアン太郎" は、朝起きられない。 昼も夜も寝たら最後、起きられない。
つまり、決めた時間に起きられないし、 たとえ起こしても、めったなことでは
目が覚めない。 それが事実である。
朝一人で起きられないのは、基本的生活習慣ができてないって?
遅刻しないのは社会人としての基本。
世間はこの事実をそう "判断" し、一笑に付すだろう。
しかし彼は、やはりそのために遅刻ばかりするので、 真剣に悩んでいた。
火災報知機並みの目覚まし時計を鳴らしても駄目。
体内時計の修正計画も効果なし。
枕の種類から食生活に至るまで、考えられることはやってはみたけど、
さっぱり起きられない。
小学校の遠足の日ですら目が覚めないと聞いて、私はコレだと思った。
「あなたは、もともと起きられないんだから、それでいいじゃないの。」
この言葉に救われたと、彼は今でもよく口にする。
たまに起きられると、 "時の運" だと言う。
私も、 "それくらいの事で一喜一憂していたらアン太郎の女は務まらん" と
言い返している。
そんなアン太郎は起きるだんになると、寝ている間にばらばらになった体を
もと通り組み立てるかのように、ぱきぱき音をさせて苦しげに身を捩じらせ、
まるで産まれたての子鹿のように、 おぼつかない足取りで立ち上がる。
「ほっほぉ〜 すごいなぁ…」 ええもん見せてもろうたわ。
私もさすがに腹立つことはあるけど、 常識を超えて起きないんだから、
アン太郎は。
それにしても 「もともと起きられない」 とは、我ながらよく言ったものだと
感心する。
私にとって "ありのまま" とは、 "無理に変えられない事" を意味しているのかも
しれない。
私がじたばたしたってしょうがない、 と思ってしまうのだ。
子鹿の "生命の神秘" に毎日立ち会えるとは、なんと幸せなことか。
信じられないなら、いっぺんウチへ来てみ。
幸せそうなので、羨ましくなると思うけど。
大体、アン太郎が朝起きるかどうかで、 私の幸、不幸が決定的に左右される
わけでもないし。
物事を "ありのままに" 見る方法とは、なんだろうか。
"赤毛のアン" を読み進んできた私たちなら、もう既に知っているはずだ。
この物語の中では、 マリラやマシュー、アヴォンリーの村人、 そして
プリンスエドワード島の自然に到るまで、 すべてアンの目を通して見た、
"ありのまま" が描かれている。
アンの想像力は並外れているので、自分には無理だと思ってしまいがちだが、
つまりは、自分の目で見て "いい" と感じる、 それだけの事なのだ。
アンを取り巻く人々はそれぞれが個性を発揮しているが、
アンはそれを否定もせず判断もせず、勿論めげることもなく、
"どう感じたか" を語っているだけなのだ。
それで充分面白い。 人並みはずれた想像力はなくてもいいのだ。
やっかみや偏見に囚われていようと、惚れた弱みで盲目になっていようと
いいではないか。
それらもひっくるめて、 私は確かに、この世界を "ありのまま" に見ている。
アン・シャーリーは、自分の見た世界を言葉に変え、 時には瞳の輝きで
私たちに伝える。
そして私も、 この世界を私の目で見つめている。
うまく言葉にできないけど、 "いい" と感じた事を "ありのままに" 伝えたいと
夢みている。
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ですよね!
こうでないといけないとか、こうするべきとか考える必要は無いのですよ。
100人居れば100通りの生き方があるから。
うちは長男の離婚、再婚から1年半経ちました。
先日、やっと新しい嫁と5人目となる孫に対面しました。
未だに元嫁と@とBの孫との付き合いが続いていて(ご近所なんだもの)
次男の嫁とはある事をきっかけに絶縁状態です。
悩めばキリが無いけど、誰も切り捨てる訳にはいかないから。
ありのまま受け入れていけたらなと思ってます。
@とBとは長男さん、三男さんのことでしょうか?
うちの長女は人使いのうまい小心者、長男は心優しい不器用者。その長女がなかなかの男前と同棲中でして…
面白いやつですワ。
長男は別れた亭主と一緒に暮らしています。
子供を通して元亭主ともたまに連絡せざるを得ないこともあり、やつの馬鹿さかげんを見るたびに、別れて良かったと思います。
子供は切り捨てないけど、亭主はバッサリやったりましたデ。
孫の@とBは長男の分かれた子です。
元嫁と孫2人との縁が切れないのです。
可愛いし、心配だし…
長女さんの「人使いの上手い小心者」いいですねぇ(⌒▽⌒)アハハ!
すみません、気になっちゃって。
私の書き方が悪いのですよね。
孫は全部で5人。
生まれた順番で番号ふってます(*≧m≦*)ププッ
なので、Aは次男の子。 Cは長女の子 Dは長男の新しい嫁との間の子です。
余計こんがらがってませんか?
ちなみに新しい嫁が「赤毛のアン」ファンであることが判明しました。
いつかグリーン・ゲーブルズに行こうなどと言ってます(⌒-⌒)ニコニコ...
という事は、次女の方は未婚か、まだお子さんがないのですね。
ねっ?こんがらがってないでしょ?
さて、お嫁Aが「赤毛のアン」ファンとは、いいですねぇ。
ちょいと〜 私のメルマガ、宣伝してくださいよ〜
「アンの愛情」苦しんで書いてます。
今後ともよろしくお願い致します。
追伸 ヨッピさんの絵文字が大好きです。