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 赤毛のアン 〜毎日読むアン〜                           

No.45 『第4章  理想の…』



私は、 「愛情溢れる母親になる」 と思っていたのに…



長女が3才の時、

いらいらして つい持っていた丸いお盆を、床に投げつけた


お盆はころころと転がって、長女の額を直撃

大泣きする声に、我に帰って、 こどもを抱き上げて

  ごめんね、 ごめんね…


私も悲しくなった

彼女の額には 小さな赤いタンコブができていた



長男が5才の時、

いらいらして つい持っていたテレビのリモコンで、長男の頭をたたいた


大泣きする声に、我に帰って、 こどもを抱き上げて

  ごめんね、 ごめんね…


私も悲しくなった

彼の頭にタンコブはできなかったが リモコンが壊れた



長男が あんまりだだをこねるので

今度は堂々とゲンコツで頭をたたいたら 私の人差し指にヒビが入った


長男はそれ以後 石頭を唯一の自慢にしている



おてんば娘の長女は 近所のこどもとやりあうと すぐに手が出た

私のせいかと 悩んだ


よその子を叩いてはいけない と諭したら、 弟の頭ばかりをたたいた

石頭の彼は 平気な顔をしていたが

やっぱり 私は悩んだ



長男が幼稚園の時、

近所の薬屋さんの店先から ガムを万引きした

友達と二人で…


私は二人を店に連れて行き 謝った

そして帰り道 思い切りブチ殴った

二度としないように



長男が12才の時、

街の大きな本屋から 電話があった

  「お宅の息子さんが万引きをされたので 迎えに来て下さい」


自転車を飛ばして 迎えに行った

警備員の部屋で、息子はしょげかえって 座っていた

  「お母さん… 怒らないでやって下さい。
  お子さんは反省しているし、もともと良い子ですよ。
  初犯だし、 学校へは通報しませんから」


  幼稚園の時、 ガムを万引きしている。 初犯ではない…


自転車の荷台に 息子を乗せて、 私は無言で ペダルをこぎ続けた

謹慎処分を免れたことが 嬉しかった



やさしい母への歩みは

こけたり こかされたりの連続で

理想なんて あったもんじゃない

日々 悩むことばかり



"鞭を惜しむとこどもは駄目になる" と ハリソンさんはいうけれど

ジンジャーの悪態を やめさせられもしない


"こどもは愛情で導く" と アンは火になっていうけれど

アンソニー・パイを 鞭で打つ



大声で こどもを叱るお母さんをみた

言うこと聞かない 二人の兄弟


お兄ちゃんが弟に言った

「ママは優しいから きっと いいって いってくれるよ」


ママは思わず 苦笑い

今回は 情に流された 鬼ママの負け



勝ち負けじゃない なんて誰が言った

自分のこどもを育ててみないと わかりゃあせん



posted by 片岡 よしこ at 05:58 | Comment(2) | TrackBack(0) | バックナンバー
この記事へのコメント
哀しいよね、思いどおりには行かないのよ。
うちは4人も居るから、同じ様なことを繰り返してましたよ。

みんな成人したのに、未だに悩みは尽きません。

ああぁ…、子どもは一人でよかったのに、なんで4人も産んだんだろねぇ?
でも、一人だったら子育ての悩みに打ちひしがれてたかも。
4人も居たら、あなた、悩んでる暇はないですよ(; ̄ー ̄川 アセアセ
Posted by ヨッピ at 2008年01月07日 12:06
いつもコメントありがとうございます。
4人ですか…おみそれいたしました。

私の方も二人とも成人しましたが、離れて暮らしているので心配がつきません。

最近、二人が幼かった時のことばかりが思い出されます。
年のせいなのかしら…

アンの青春は、第8章からデイビーとドーラの双子が登場。
マリラとアンで面倒をみることになります。
マリラもたくましくなったものだと思います。
処女のままで、3人の子持ちってことだもの。
どうなるのか、楽しみです。

それでは又、コメントお待ちしております。

Posted by 片岡よしこ at 2008年01月07日 23:45
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