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赤毛のアン 〜毎日読むアン〜
イタリアンに、 長葱と揚げの味噌汁は似合わない。
オリーブオイルの利いた、トマトソースの口になってしまっていては、
味噌汁を流し込む気には、 到底なれないのだ。
そう思って、 まず赤ワインとパンで、イタリアンな夕食を済ませた後、
改めて、味噌汁とご飯で和食とした。
胃腸はどちらもうまく消化仕切れず、ワインの酔いだけが残る。
お酒も、食事も、 チャンポンで頂くのは、身体に良くないようだ。
ホテルの11階にあるイタリア料理のレストラン。
窓の外には、冷たい雨に煙る街が沈んでいた。
そんな夜。 久しぶりのコース料理を頂いて、ひとつ気付いたことがある。
「一皿ずつ持って来ないで、全部いっぺんに出せばいいのに…」
これまでそう思ってきたけれど、 味を混ぜてしまうのは乱暴だとわかった。
一皿の料理は、それだけで完成された味だから、 じっくりそれだけを味わいたい。
「赤毛のアン」を、 〜全38章〜 まで、書いてきた。
「アンの青春」編を、 書こうか、 止めようか…
正直なところ。 私は、「アンの青春」は、面白くないと思っている。
赤毛だったアンは、赤褐色のアンになり、 "赤毛だった頃" の面白さは
半減している。
モンゴメリーは、 どうやら「赤毛のアン」の "その後" を書くことに、
乗り気ではなかったのではないか… とさえ、思える。
有名なSF映画 "ET" を製作したスピルバーグは、
どんなに説得されても、その続編は書かなかったらしい。
"ET" は完結した。 これ以上書く必要はない、 と。
モンゴメリーも、そんな気持ちに近かったのだろうか…
あまりにもアンの人気が高まり、 当然のように、読者はアンのその後を知りたい。
読者と出版社の期待に応えねばならなかったのかも知れない。
そうなると、 赤毛だったアンのイメージを大幅に壊すような事はできず、
必然的に、アンの内面の描き方が今一つ甘くなるのは、 否めない様に思う。
ただ、 "荒探し" のクセがある私としては、その辺りをツッコムのが面白い。
私だったら、 "ちびまる子ちゃん" や、 "磯野家のタラちゃん" みたいに、
アンを成長させない。
あるいは… 島を出て、 冒険の旅をさせたいわ。
そうか…
「赤毛のアン」というお料理は食べ終わり、 「アンの青春」は別の皿なんだ。
別の作品と考えて、読んでみよう。
と言う訳で、 赤褐色のアン(別人)、『第1章』の始まりだ。
どんな内容になるのか、 まだわからない。
物語の筋とは関係ないじゃないか、 と批判されるかもしれない。
もしこれが、 実際「赤毛のアン」ファンの耳にでも入ったら、
「赤毛のアンのファンにあらず!」と除名宣告され、
「赤毛のアン」を読む権利をも、剥奪されてしまうかもしれない。
しかし! どうせ書くなら、それくらいでなくては、 と少々強気である。
「アンの青春」は、 アンの出会いの物語である。
アンに出会ったことで、 少しの間でも楽しい時を持って欲しい。
一見何でもない、小さな出来事にも幸せを見い出し、
今まで見過ごしてきた事にも、喜びを感じるようになって欲しい。
それがアンの、 生き方の理想だ。
多くの人々との出会いの中で、アンの "理想" は試され、 成果を上げて行く。
そして…
これを読んでいる私は、どう感化されていくのだろう。
来年は2008年。 世の中は荒れている。 人々の心は不安と怒りで一杯だ。
正直、 こんな日本から逃げ出してしまいたいくらいだ。
そう、 悪い想像が現実になったような世の中なのだ。
「赤毛のアン」を読むと、 ほんの一時でも、世知辛い世の中に生きている事を忘れ、
若々しい少女に戻れるだろう。
しかし、それは自己満足に過ぎないではないか、 とも思う。
私は、今この瞬間、 生きる力になるものが欲しいのだ。
こんな世の中で「赤毛のアン」を読むと、 "おとぎ話" になってしまう。
私は、 おとぎ話の中のアンは嫌いだ。 アンは生身のアンがいい。
アンを取り巻く人々の中に、どれだけ "生身のアン" を見い出せるだろうか。
作者もあっと驚くような、 アンの本性を見つけられたら…
きっと面白いに違いない。
いや、 絶対、面白い。
それこそ、 私が望む、 まさに 「宝の山」だ。
No.40 『序章 生身のアンがいい』
イタリアンに、 長葱と揚げの味噌汁は似合わない。
オリーブオイルの利いた、トマトソースの口になってしまっていては、
味噌汁を流し込む気には、 到底なれないのだ。
そう思って、 まず赤ワインとパンで、イタリアンな夕食を済ませた後、
改めて、味噌汁とご飯で和食とした。
胃腸はどちらもうまく消化仕切れず、ワインの酔いだけが残る。
お酒も、食事も、 チャンポンで頂くのは、身体に良くないようだ。
ホテルの11階にあるイタリア料理のレストラン。
窓の外には、冷たい雨に煙る街が沈んでいた。
そんな夜。 久しぶりのコース料理を頂いて、ひとつ気付いたことがある。
「一皿ずつ持って来ないで、全部いっぺんに出せばいいのに…」
これまでそう思ってきたけれど、 味を混ぜてしまうのは乱暴だとわかった。
一皿の料理は、それだけで完成された味だから、 じっくりそれだけを味わいたい。
「赤毛のアン」を、 〜全38章〜 まで、書いてきた。
「アンの青春」編を、 書こうか、 止めようか…
正直なところ。 私は、「アンの青春」は、面白くないと思っている。
赤毛だったアンは、赤褐色のアンになり、 "赤毛だった頃" の面白さは
半減している。
モンゴメリーは、 どうやら「赤毛のアン」の "その後" を書くことに、
乗り気ではなかったのではないか… とさえ、思える。
有名なSF映画 "ET" を製作したスピルバーグは、
どんなに説得されても、その続編は書かなかったらしい。
"ET" は完結した。 これ以上書く必要はない、 と。
モンゴメリーも、そんな気持ちに近かったのだろうか…
あまりにもアンの人気が高まり、 当然のように、読者はアンのその後を知りたい。
読者と出版社の期待に応えねばならなかったのかも知れない。
そうなると、 赤毛だったアンのイメージを大幅に壊すような事はできず、
必然的に、アンの内面の描き方が今一つ甘くなるのは、 否めない様に思う。
ただ、 "荒探し" のクセがある私としては、その辺りをツッコムのが面白い。
私だったら、 "ちびまる子ちゃん" や、 "磯野家のタラちゃん" みたいに、
アンを成長させない。
あるいは… 島を出て、 冒険の旅をさせたいわ。
そうか…
「赤毛のアン」というお料理は食べ終わり、 「アンの青春」は別の皿なんだ。
別の作品と考えて、読んでみよう。
と言う訳で、 赤褐色のアン(別人)、『第1章』の始まりだ。
どんな内容になるのか、 まだわからない。
物語の筋とは関係ないじゃないか、 と批判されるかもしれない。
もしこれが、 実際「赤毛のアン」ファンの耳にでも入ったら、
「赤毛のアンのファンにあらず!」と除名宣告され、
「赤毛のアン」を読む権利をも、剥奪されてしまうかもしれない。
しかし! どうせ書くなら、それくらいでなくては、 と少々強気である。
「アンの青春」は、 アンの出会いの物語である。
アンに出会ったことで、 少しの間でも楽しい時を持って欲しい。
一見何でもない、小さな出来事にも幸せを見い出し、
今まで見過ごしてきた事にも、喜びを感じるようになって欲しい。
それがアンの、 生き方の理想だ。
多くの人々との出会いの中で、アンの "理想" は試され、 成果を上げて行く。
そして…
これを読んでいる私は、どう感化されていくのだろう。
来年は2008年。 世の中は荒れている。 人々の心は不安と怒りで一杯だ。
正直、 こんな日本から逃げ出してしまいたいくらいだ。
そう、 悪い想像が現実になったような世の中なのだ。
「赤毛のアン」を読むと、 ほんの一時でも、世知辛い世の中に生きている事を忘れ、
若々しい少女に戻れるだろう。
しかし、それは自己満足に過ぎないではないか、 とも思う。
私は、今この瞬間、 生きる力になるものが欲しいのだ。
こんな世の中で「赤毛のアン」を読むと、 "おとぎ話" になってしまう。
私は、 おとぎ話の中のアンは嫌いだ。 アンは生身のアンがいい。
アンを取り巻く人々の中に、どれだけ "生身のアン" を見い出せるだろうか。
作者もあっと驚くような、 アンの本性を見つけられたら…
きっと面白いに違いない。
いや、 絶対、面白い。
それこそ、 私が望む、 まさに 「宝の山」だ。
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よかったよかった!!
これからどうしたらいいか?聞かれても、まともに「赤毛のアン」を読んだことの無い私は困っていました(⌒-⌒)ニコニコ...
テレビのマンガで「こんなお話だったのか!」と見識を改めた人間ですもん。
ここで止められては困ると、色々固い頭を捻っていました。
…何も出ませんでしたが。
『作者もあっと驚くような、 アンの本性を見つけられたら…』
見つけてください。
楽しみに毎回覗きますから!
コメントありがとうございます。
「ここで止められては困る」…
この言葉にグッときました…嬉しいです。
アンの青春を読んでいない方にも、ストーリーの流れが わかるように、工夫しようと思っています。
楽しみにしていて下さい。